丹後の藤布とは?
藤布は藤の蔓の皮を剥ぎ、さらに表皮を除いた中皮を利用します。 この中皮を灰汁で炊いて繊維を分離していくなど、十ほどの工程を経て藤布製品になります。
遊絲舎では、現在でも化学薬品などを使わず、昔ながらの灰汁を使った製法にこだわっています。 しかし近年、灰汁の材料になるアルカリ値の高い良質の灰がないのが悩みです。 アルカリ値の低い灰汁だと、うまく繊維を分離できないのです。
灰汁炊きによって分離した繊維を細く裂き、撚り合わせていく事で糸を作ります。これを『藤績(う)み』といいます。 こうする事で結び目のない着心地の良さを生み出すのです。 古代人の持つ、思いやりの心や豊かな愛情の現れの一つなのでしょうか!






